予防歯科

preventive dentistry

定期検診・予防歯科の重要性

人の歯は全部で28本です。
虫歯や歯周病などで、歯やそれを支える骨を無くしたり損傷してしまうと、二度と元には戻りません。
その為、定期検診、予防を通して、健康な口腔内を維持していくことが大切なのです。

1.磨き残し

毎日しっかり歯を磨いても、20%は歯垢が残ると言われています。
それは、歯のプロである歯科医師であっても歯垢(プラーク)を100%落とすのは困難です。
歯磨きの癖や磨きにくい歯並びなどにより、磨き残しは毎回同じような場所にできます。
そしてそれが、虫歯や歯周病を起こす原因となるのです。

2.歯ブラシでは取れないモノ

歯垢(プラーク)に、唾液中のカルシウムやリン酸が沈着して、歯と歯の間や歯と歯ぐきの間で石灰化した硬い塊が歯石です。
歯石の表面は凸凹やザラザラしているため、さらにその上に付きやすくなります。
歯石は石のように硬いので、歯みがきでは取るコトはできません。

3.細菌の膜

キッチンやお風呂の排水溝などにできる、ヌルヌルとした膜を見たコトはありますか?
バイオフィルムと言います。
バイオフィルムとは、微生物や細菌の膜のコトです。
人の口腔内にも、このバイオフィルムはできます。
歯垢(プラーク)を長時間放置すると、細菌の塊の膜が歯に強固に付着し、バイオフィルムとなります。
専用の器具を使わなければ除去はなかなか出来ません。

8020運動

厚生労働省や日本歯科医師会の、“8020運動”をご存知ですか?
80歳で自分の天然の歯を20本以上残そうという運動です。
長寿国日本で健康に長生きするためには、歯の健康が非常に重要とされているのです。
口腔内と天然の歯の健康は、身体はもちろんのコト、脳への健康へも繋がって行きます。

予防歯科では、定期的に歯科検診を行うことで、虫歯や歯周病などの口腔内の病気を未然に防ぐことを目指します。
まだ定期検診に通われていない方は、プロの口腔メンテナンスで、未来に繋がる口腔内のケアをしていきましょう。

予防メニュー

セルフケア指導

お家で出来る、虫歯や歯周病予防の基本は、毎日の歯磨きです。
その他に推奨されているのが、“デンタルフロス”。
歯ブラシでは落としきれない歯と歯の間や、歯と歯茎の間などの歯垢や汚れを、除去することができます。
自分ではしっかりとホームケアをしているつもりでも、磨き残しは少なからずあるものです。
そこで当院は、歯の形や口腔内の状態に合わせたブラッシングと、デンタルフロスの使い方の指導を行っています。
正しい磨き方・使い方により、汚れを効率的に落とすコツをマスターしていただけます。

フッ素塗布

歯磨き粉のパッケージによく“フッ素配合”の文字を見かけますよね。
フッ素は、歯質を強化し虫歯になりにくくする作用があります。
塗布間隔は1ヶ月~数ヶ月に一度がオススメですが、特に子供の時期は、フッ素を塗る回数が多いほど、虫歯が少ない傾向があります。

シーラント(小児)

磨き残しが多い奥歯の溝は、食べかすや菌が溜まりやすい場所です。
しっかりブラッシングが出来ていないと、虫歯になりやすくなってしまいます。
シーラントはこの奥歯の溝を専用の樹脂で埋めて、食べかすや菌が溜まらないようにする治療です。
溝を埋めて虫歯になる可能性を減らす、予防歯科になります。

噛み合わせチェック

噛み合わせや歯並びが悪いと、虫歯や歯周病だけでなく顎関節症や肩こり、頭痛など全身のトラブルやゆがみにも繋がります。
早期の改善が大切です。

生活習慣の指導

虫歯や歯周病は、食事や睡眠、飲酒、喫煙などの生活習慣が深く関わっています。
生活習慣指導や食生活などに対するアドバイスなど、その方に合った予防歯科をご提案致します。

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)

口腔内のクリーニングです。
歯石を含む、歯ブラシでは取り切れない汚れをキレイに清掃するコトで虫歯や歯周病を防ぎます。
プロの専門家が医療器具やペーストを使い、歯の表面に付着したバイオフィルムやプラーク、歯石やステインなどを丁寧に取り除くケアを行います。

「いつまでも自分の歯で、おいしく食事をしてもらうこと」
それが私たちの願いです。